奮い立っては 挑んでいって こっぴどく身の程を知って

念願のエイトレンジャー、観てきましたぜよーー!!
朝イチの回を観に行ったわけだが、半分埋まってました。
ガラガラだと思ってたのに……だから集客の見込みがあるならもっと上映時間考えろと
やっぱ女の人ばっかりだったけど、子どもも結構いるのね。
あ、一人に抵抗は全然ありませんでしたよ。基本的におひとりさまは何でも平気なので。


思ってた以上にシリアス要素が強くて、でもギャグはちょいちょい挟まれてて。
そうですね、例えるならクレヨンしんちゃんの映画みたいな構成でした。
「あれ? 堤幸彦ってクレしん映画も撮ったことある?」って錯覚して調べちゃいましたもの(何してんの)
面白かったです! クッソ笑ったし、覚悟してたけどボッコボコ泣きました。
横山くんが主演といってもいいくらいメインでしたね。
というか年長トリオは割と出てたけど、残り4人が分かりやすく脇役でした。
こんなに格差を出しちゃうものか……とも思ったけど、アイドルものってよりもストーリーを軸にしてるってことだよね。
最近怪盗アマリリスを読んだばかりなので「アイドルと映画」というと少し考えてしまうものが(笑)


もう1回くらいは観に行きたい! けど……
今後の予定を考えるととてもそんな余裕はなく、劇場で観るのは今日の1回きりで妥協します。
本当は3回くらい観たかったよおおお!!(´;ω;`)
地上波での放送を待つとします。いつになることやら。


以下ネタバレ有り感想。
マジで1行目からどでかいネタバレしてるので気を付けてください。
ネタバレない程度にもうひとつ何か言うなら……
「ただし、○○は尻から出る」
ですかね。


横峰の父親=モモコたちと逃亡した刑事=キャプテンシルバーという等式はほぼ最初の頃から成り立ってました。
父親=刑事はモモコが身の上話をし出した時から、父親=シルバーは二人で酒を酌み交わした時から。
ただ、ダーク=モモコは署長殺害までわかりませんでした。
モモコがなんとなく黒幕っぽいかなって感じはあったけど……
今考えるとおかしな話だwなんでシルバーの正体そこまでわかっといてモモコの陰謀に気づけんw
つーかベッキーかっこよかったですねー。


伏線の張り方で一番「おお」って思ったのは、シルバーの盗撮疑惑アルバム。
正体は残念なオッサンっていう演出としても違和感ないし、そもそも伏線だと思いすらしなかった。
伏線ってそういうものなんだけど。
あるじゃん「これ伏線かな?」って思う伏線とそうでない伏線。これは完全に後者。
いやー、あれは巧かったねー。


冒頭のERがめっちゃよかった! OPカッコ良すぎでしょ……
あのイントロいいよなー。映画館で聴くと鳥肌もんだね。
挿入歌の∞レンジャーも、応援歌verっていうのか、あそこで流すのは反則だよー!
全体的に曲も良かったです。「俺 FOR ALL〜」は是非通して聴きたい(笑)


小ネタは本当に拾いきれないくらいでした。
泣泣のシーンは逐一止めて確認したいわ……ポスターとかメニューとか。
イナバ物置は最後まで面白かったですww
横峰の「なんで物置?」がたまらんかった。そうだよねイナバ物置のCMなんて知らないよね。
あとパンフ見て初めて知ったんだけど、ユニフォームはそれぞれ違うんですね……全然気付かなかった。
パンフで、役者や監督が好きなシーンやこだわりを聞かれて、シーン単位とかじゃなくて
「ここの台詞の言い方が好きです!」
「これこれのシーンのあの動きは注目です!」
みたいなの言うのやめろよー、そういうのが一番もう一度見たくなるんだってばー。
色んな人が「泣泣」でのシーンをあげていたので、特にそこがもう一度観たくてしょうがない。


しかし正体バラしちゃあかんのに、メットボコボコ取るね(笑)
特にブラック。アクションあるたび外れてたろお前。アイシールドか。
最後コンビニから出てきたとこなんて、ユニフォーム着てんのにメット取ってんなよお前ら!!
「絶対に正体をバラしてはいけない」とはなんだったのか。


ラストの更にラストのナスの台詞がどうしようもなかったですねー。
ブラックアウトしてあれが劇場に響いて終わりってwwwもうそこだけは突っ込みたかった。


それぞれカッコ悪いシーンとカッコ良いシーンがあって、色んな∞が見られて本当に満足!
何よりカッコ悪いシーンがカッコ良く見えたり、その逆だったりするのが非常に∞らしいと思いました。
亮ちゃんがセンターを譲るシーンがなぜか印象的です。あそこは文句なしにカッコ良かったね!
あと、皆で飛ぶ直前の「せーのっ!」のポーズがすごい好き。
あそこも皆いい感じにバラバラで、カッコつけすぎてないのがカッコ良い!
友達6人集まったらやりたくなりますね(それはどうだ)


お金に余裕がないのが本当に悔やまれる……! でも、何度でも観に行きたい。そんな映画でした。