本能に抗わず 走らせろ ペンを

小説とかはあんまり、いえほぼ全く読まないワタクシですが。
書くのは好きなんだよね。ならちょっとでも本に触れ合ってスキルを培えよって話なんですけどね。
けど昔からエッセイとか、そういうのを読むのは好きなんです。
つまり文章を読むのは割と好きなんだと思います。
ただ「物語文」が苦手なのかなぁ、と。


それもちょっと違うんだよな。
ぐいぐい読んでいける文章と、どうしても目が滑ってしょうがない文章と、一体その両者の差はなんだろうと、時々真剣に考えたりします。
もちっと噛み砕いて言えば、自分の中の得意分野と苦手分野はなんだろう、ってことですね。


私はこのように、結構長ったらしく、というか回りくどくぐだぐだと書きますが、そういうのは割と好きです。
だから私自身そうなっているのでしょうけど。
かといって簡潔すぎる文章が嫌いってワケじゃありません。
なんだろうなー、ぐだぐだ文は好きだけど、漢字漢字しすぎてたり、カタカナカタカナしすぎてたりすると流し読みしがちかな。
だから評論系はアウツですねww文系のくせに評論文が苦手。致命的。
だから、情景描写なんかがちょっと苦手です。場所の説明とか?そういうのは飛ばしがち。
あとこれは確実に苦手な分野。バトルとかのファンタジー要素がとても苦手です。
バトル展開が最近ガチでダメになってきた…;(でもDBだけは受け容れられる不思議)(かといってDBでノベライズされても困りますがw)


ですが。
「朝食」のシーンというのは、なぜか何においても好きです。
「熱々のパンにバターを塗りたくり」とか「濃い目のキリマンジャロが鼻孔をくすぐった」とか、なんかそういう、ちょっと欧米的な食卓の描写って読んでてすごいワクワクしますね。
ルーツは「大きな森の小さな家」かなぁとも思います。
欧米的に限定するのもどうかと思いますが、いかんせん読んできたものが少ないのでそういう世界観のものにしかほとんど触れ合ってこなかったというか。
もともと日常描写が好きで、その中でも特に「朝食」という舞台が私の何かをくすぐるんでしょうね。
食卓描写は全般的に好きかもしれません。でも中でも一番イメージしやすいのは朝食です。


あと人間の汚い部分なんかが書かれてるのも好き。というか、隠されるべき“負”の部分ね。
反社会的な行動・事実とか、異常な性癖とか、歪んだ感情とか。
風刺的なものも、触れた機会はあまりないですけど嫌いじゃないと思います。
スティーブン・キングの作品には割とそういう描写が多いですけど、同時に上記であげた、モロ苦手な感じの情景描写が多くて、プラマイゼロなんだよなぁ;


だから明るく快活なファンタジーよりも、陰の部分が見え隠れ(隠れない場合もあるか)するような物語が好きです。
曇りの無いハッピーエンドより含みのあるエンド、ですね。(サッドエンドやネバーエンドとか)
ハッピーエンドが嫌いなわけじゃないです。けど何か残るものが欲しいとか欲しくないとか。厄介な性格だこと。


もちろん各項で述べたことそれぞれに例外はありますが、きっと全体的な私の好みはこんな感じです。
真逆の性格をもつ姉なんかは、到底理解できないと思います( ゜∀゜)
共感してくれる人いたら嬉しいな!
と、ネタがないので久々に語ってみました。
…や、一応出かけたんだけどね!お正月の買い物とかしたし!