サァ、煙草に火をつけて
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」観てきました!!@ららぽーと横浜
とりあえずネタバレない範囲での感想を少し。
面白かった! 前作よりも面白かったかもしれない。
というか、前作よりわかりやすかったかな。
人はいっぱい出てくるけど関係性がわかりやすかったというか。
あとPG-12ってことは中学生見られるんだよね。
……R-15くらいのがいいんじゃない?
では、以下ネタバレ感想です。
・前作もそうだったけど今作も本当に全員が全員ハマり役。
どの世界も経験したことないけど、空気感とかリアルに感じました。
・前より乱闘シーン増えた?
それか1つ1つの乱闘が長くなった?
冗長に感じたわけではないけど、「あれこんなに多かったかな」って思ったので。
暴力シーンはそれほど得意ではないけど、前作で多少覚悟はできてたので前よりはうわってならずに見れた気がします。
・ゴリのオカマ役はなぜこんなにハマるんだろうって思ってたら、ゴリエですね(笑)
でも単純に口調じゃなくて、表情とかバラの花束に顔をうずめるシーンとか、
そういうところがすごいかわいらしかったです。ゴリすてき。
・犯人はホントに全く予想がつかなかった。
こういう、「この事件の陰にはどんなに大きくて黒い真相が……」って散々膨らませておいて、
実際は壮大な動機も陰謀もなく、そんなことだったのか、っていう展開が、うまく言えないけど好きです。
もちろん見ている最中は色々と真犯人の目論見やら誰が絡んでいるのかを考えるんですけど、
いざこういう展開になられると、「実際そういうもんだよね」って妙に納得させられる。
映画だから、物語だからって必ずしも深くて複雑な事情がなきゃいけないわけじゃない、って思わせられる感じがすごく好きなんです。
往々にして、犯人には殺意を正当化するような(同情するような)動機が持たされることが多いけど、こういう動機の方が寧ろ印象に残るしリアリティもあるよね。
それはあくまで作品のテイストにもよるし、悪い意味での「えっそんなことで」ってのもあるけど。
「探偵はBARにいる」にはそんな壮大な悪役は要らないかなって思います。
学生みたいなクズが犯人でちょうどいい。
・無駄に語ってしまったので、ここいらで肩の力が抜けるような感想でも。
喫茶モンデのウエイトレスが好きです( ゜∀゜)
いちいちパンツ見せるところでなぜか笑ってしまう。かわいくて。
・冒頭の“病気”のシーン長すぎでしょww
・弓子はなんでマサコちゃんと兄妹だって黙ってたのかな?
どうしても死の真相を知りたいってんなら、最初からは無理でもどこかのタイミングで打ち明けても良かったんじゃ。
そのタイミングが見つけられなかったのかな。
結果的にバレてしまっただけで、最後まで打ち明けないつもりだったのか。
でも一緒に室蘭に行った時点でバレる覚悟はしてたのだろうか。
このへんの弓子の心の動きがちょっと謎でした。
・とにかく弓子が必死なので、マサコちゃんと兄妹なのでは、って途中で思わなくもなかった。
だけど、
「常田さんとこの子は女の子だったような?」
「女の子みたいな男の子だったんだろ」
→実際は「男の子と女の子」だった
この伏線の張り方はやられた。見事でした。
・敢えてツッコまないでおこうかなあと思ったんだけど、やっぱりツッコませていただきますわ。
探偵が橡脇の事務所に乗り込むシーンクソワロタwwwwww
レイトンとデスコールついに対峙wwwwww
キャラは当然全然違うんだけど、やはり想起してしまうものはしてしまうんですよ。
篤郎は立派な良い人でしたね。
プラチナタウンの時も、最初腹に一物抱えてるような役かと思ったけどただのいい人だった気がするし、篤郎そんなんばっかか。
・今回も泣いたよね……最後の歌が流れる直前くらいで。
なんか前作も、それくらいのタイミングで一気にボコボコ泣いた気がする。
今回はアレだ、最後のバイオリンのシーンかな……?
明確な引き金は覚えてないけど、マサコちゃん関連の回想だったと思います。
マサコちゃん……(´;ω;`)
・主題歌の「スカンピン」のとある1フレーズに直感的にMOTHERっぽさを感じたのですが、
その後スタッフロールで作詞曲が鈴木慶一だと知り、うぇええーーー!! ってなりました。
そこまでハッキリ「あ、MOTHERっぽい!」って思ったわけじゃなくて、
なんだろう、言ってしまえばサブリミナルくらいの感じでほんの一瞬よぎっただけなんだけど。
びっくりした。なんかもう我ながら嘘っぽすぎて。
これは色んな意味で地上波にやってくることはあるのだろうか(笑)
前作はこないだやってたけど、今回はどうだろね。
そして是非3を!!