「シューティングスター21」

昨晩フワフワした気分のまま日記を書き終えてから、NFLニュースを見ました。
信じられないニュースが、ありました。


LTこと、ラディニアン・トムリンソン。引退を発表していたようです。


しかも、1か月近く前の記事。
NFLにも熱を帯び始めたのは最近なので、1か月前の記事まではカバーしていなかったのです。
たまたまジェッツに関するニュースが上がっており、それを見ていて気付きました。
自分でもびっくりするくらいショックを受けました。
気付いたら涙がボロボロ出ていて。
もう、信じられない、嘘、冗談でしょ、の言葉しか浮かばない。
古巣であるチャージャースに戻って、1日だけの契約をして、その後に引退、ということらしいです。
つまりもう今季以降のNFLで、トムリンソンの姿を見ることはない。



小柄な体格にして、暴力的なまでの走り。
7年前にその姿を初めて見たときは、体に衝撃が走りました。
誰にも倒されない。タックルされても数ヤードは粘る。
独走態勢に入ったらば、もう手を付けられる者はいない。
顔をアイシールドで覆った21番の選手。いったいこの人はなんなんだ!
あんな一瞬で魅せられるなんて初めてで、スポーツ選手を好きになったのも初めてで。
そう、生まれてはじめて好きになったスポーツ選手。そのスポーツ選手が、引退。


「引退」というのも初めての経験です。こんなに喪失感があるんですね。


でも、前向きに考えることにしました。
これからはスティーラーズ一本を応援できる。ロスリスバーガーだけにすべての熱を注げる。
ロスリスバーガーはまだ若いし(トムリンソンだって現役を退くには若すぎる年齢ですが)、
何よりチームをSBに2度も導いたカリスマQBでもある。
トムリンソンはSB制覇は、ならずだったんですよね。そこが本当に心残りです。私も。
トムリンソンは家族を、奥さんをとても大事にする人なので、温かな家庭を築いてくれればそれでいいです。



ところでチャージャースは21番を永久欠番にするそうです。
チャージャースはトムリンソンが全盛期を過ぎた瞬間解雇したので、なんじゃボケエエ! って思ってたのですが、
やっぱり数季でもチャージャースを牽引してきたエースRBには変わりない、ってことですね。
トムリンソンを大事にしてくれてありがとう。
永久欠番というのの重みも、今初めて噛み締めている気がします。


ありがとう、トムリンソン。私の中であなたは、永遠に、最高のエースRBです。



と、しみじみしたテンションでお送りしましたが、今はもう立ち直ってます。昨日知ったできごとなのでね。
朝には2年前に買ったNFL雑誌のLTの記事を見て涙腺を熱くしたりもしましたが。
今は普通に楽しく27時間テレビ見たりTOKIOナイトクラブ聴いたりしてるよ。
今年はいっぱい見るつもりでいます。27時間テレビ