トンテンカンテンハンマーを〜♪

今日は8:30〜15:00まで延々と舞台の仕込をやってました。
普段表舞台に立たれる方々、そこには舞台さんの涙ぐましい努力があることを、時々でいいから思い出してください…(´;ω;`)


そんなわけでまっさらなホールを、見事な劇場へと作り上げるこの作業。
4分の1日をかけて、ゼロからステージを生み出すっていうのは、本当ある種1つのサクセスストーリーだと思います。
まぁ、物語には悲劇がつきもので…


とにかく動くって分かってる日は、黒いナイキの靴をはいていくんですね。

こんな感じの、布っぽい素材で出来た、裏側がゴムの靴なんですけど。


作業するホールは土足です。
つまりこの靴を履いたままやるわけです。まぁ危険ですからね。
箱馬と平台が組まれ、舞台が作られていくということは、当然固定するために釘やなぐり(いわゆる金槌)を使います。そこいらにそれらは落ちています。
そして忙しなくホール内を動き回ります。


途中で、私は右の足首付近に違和感を覚えました。
まぁ狭い木材と木材の間なども通るので、ケバ立った木材や木っ端が足を掠めることもあるでしょう。とにかく特に気にはしませんでした。
けれどそれにしては、何もないようなところでも違和感を感じるな…?と。
そこで私はふっと足下を見てみたのです。すると。






流血しとルーーーーーー(^ω^;;;)


「マジで?!そんなに深く木っ端にえぐられたんか」と傷口を確認すると、なにか鋭利なものでえぐられたかのように、ぷっくりと膨らんでおりました。
これはおかしいと思い、もう一度足下、そして何か確信したかのように左の足を見たのです。


恐ろしい事実が判明しました。



ゴムの溝に釘が挟まり、ちょうど先端部分が1センチほどはみ出ておりました。
左脚の内側ということは、歩くときに右足首を擦るということです。
(狭いところを歩くことが多いので必然的に擦れる)
もうこれ見た瞬間に、木っ端にやられたと思っていた右足首が途端にジクジク痛み出しましてね。
幸い何度もやらかしたわけではないので傷は1つで済みました。
もっと気付くのが遅かったら、どうなっていたやら…;



そんな感じで舞台の仕込をしてました。本当に危なっかしい奴だ。
私は絶対に舞台班にはなれないなって思ったYO☆


仕込みは行くまでは鬱だけど、いざ作業中は結構楽しいんだよね。
あんまり話す機会なかった人とも話せるし…。
この間引退した3年のとある男の先輩と、今日初めてサシで会話した(^ω^;)