観て来ました

ヘブンズ・ドア
小学校1年生くらいで母と姉と観に行った金田一少年の事件簿以来の、恐らく10数年ぶりにして2度目の邦画。
そして人生10本目かそれ以下と思われる実写映画。
ハンカチでろでろにしてきました。



これは映画館の売店で買ったパンフレット&関連グッズです。

合計1500円!
ちょうど映画の高校生料金ですね。
けど今回のチケット代は母に出してもらったのでプラマイゼロです。
(でもファーストデイだからむしろマイ)


以下感想。
ごちゃごちゃ分析したり解釈したりする職業でもないので、ホントに端的な感情だけ。
(のつもりだったけどまた長くなっちゃったっていうそういう)


最初に泣いたのは雨のシーンでした。
雷の轟音と共にカメラにパンされる勝人を見て(色んな意味で)ギュンってなった。
でも泣いたのはそこじゃなくて、春海が実際に「勝人!」って駆け寄るところ。
なんというか、泣きのタイミングは春海に近かったと思います。全体を通して。
ビクンビクンなる勝人を見るたびにああああ…って感じで。
「海行くんでしょ?!」
私も心の中で叫んでました。多分劇場に私一人だったら大声上げて泣いてた。
K3ホールディングスの重厚の突き付け合い…あの銃声は誰のもので、誰かに当たったのか。誰に当たったのか。
そこは「ご想像にお任せ」なのかな…;
でも、本当に勝人と春海が「海へ行く」っていうのだけが目的の映画だから、その他のエピソードは極力抜いたっていうコンセプトは良かったなぁって思います。
スピード感があって、言ってしまえば説明不足なところも、そうとは感じませんでしたしね。
言うなれば「敢えて説明しない」っていうの?
小ネタ満載のサブ要素ほぼゼロな内容は、私の好きなテイストでした。
ゲームとかでもそうですね。
小ネタとかは好きだけどサブ要素はありすぎても萎えるかなっていう。
良い意味で脇役にスポットライトを当てない感じ?


いやーでも、映画館出た後街をぶらぶらしたのですが、しばらく目のしょぼしょぼした感じと鼻水は止まりませんでした。
口数もかなり少なかったですしね。
それほどにラストは美しかったです。
「おまけ」みたいなのがなくて、1カットでずっと2人の後ろ姿を映していくエンディング。
「最高にまぶしく、美しいラストシーン」とパンフレットに書いてありますが、まさにその通りでした。


パンフレットはかなりボリュームあって印刷も良かったので、700円と割高でも手頃かな、って感じだったけど、ちょっとだけいただけない点。
プロダクションノーツがあの背景にあの文字の色&大きさはかなり読みにくくて、目が疲れました。あれはどうにかならなかったのか…;
母途中で読むの断念してたし。
他ページと同じく白で良かったんじゃないかな…;
あ、あと監督が鉄コン?の人だからしょうがないんだけど、
各所で「鉄コン」「鉄コン」と、鉄コンとの比較だったり類似点だったりが挙げられてたんだけど、観てないから知らんわ!っていう。
観ろってか。いやいやいや。


うん、でもとても面白かったです!
なんだろう、あのスタッフ&キャスト全員にお礼を言いたい感じ。
メッセージを送りたい!と切に思いました。