あんなにも愛した日々を誇れ

本日のカタシ作業を最後に、サークルを辞めました。入瀬ですこんばんは。
まだ正式に引退報告をしたわけではないので、一応まだ所属はしていることになっているのですが。


色々理由はあるけれども、一番の理由はやはり体質でしょうか。
もうかれこれ5年以上、私の全ては胃に悩まされる。
何時間単位で自由に飲食の出来ない環境は、私の場合、冗談抜きで病院沙汰になる可能性を孕んでいるので。
それでも高校のときよりは、随分よくなりましたけどね。


以下長い長い日記。
明るい話ではございませんので、前文で大意をつかむだけで十分という方はブラウザバックでお願いします。



ここ数日の妙な沈んだテンションは正直コレが原因でしたね。
サークルが嫌になったわけではないんです。辞めざるを得なかったことが嫌なんです。
そしてそれを強がって、冗談めかして「べっつに辞めることに関してなんとも思わないけどね」的な態度をとっていたのが嫌でした。
…まぁ、ごく一部の友人に対してだけなんですけど。


そもそもクラブ活動が私には合ってなかったんだろうなぁっては思います。
なんでしょう、独特の仲間意識みたいなのに自分が加わってる状況がどうしても癪というか。
そういう思考に関しては本当天邪鬼街道まっしぐらなんです。
でも高校の時みたいに、トラウマ呼ばわりはしません。
矛盾してるかもですが、サークルに属している人たちや、そのサークルの雰囲気は大好きでしたから。


今朝9時ごろ、カタシが終わり解散する時に、いそいそと帰り支度をし、ある男の子*1に「バイバイ」と言いました。
彼は「じゃ、また19日にな!」と言って笑顔で手を振ってくれました。
「うん」とも言えないし、そこで「実は…」とも言えないし…私は無言で笑うことしか出来ませんでした。
次の活動日(19日)に私はいないということを知らない彼の台詞が、私にはとても切なかったです。


そして、私がその場を離れる時、一人の女の子が「待って」といって途中までついてきました。
彼女は、私がこの夏合宿で引退することを知っているうちの1人*2で、メンタル面での相談ができる、唯一の友人でした。彼女には終始、本当にお世話になりました。
鬱入ってる時にも、NGワードを絶対に使わず、本当に親身になって聞いてくれる子でした。
…ここ、あんまり掘り下げてもしょうがないので、話を戻しましょうか。


無言で歩いてしばらくして、その子はぽつりと言いました。
「辞めないで、って、言っちゃ…ダメだよね」
「うん…ごめんね」
そこまで暗いテンションでもなく、私はそう言いました。
そこからどんな会話をしたかはよく覚えてません。
けど、
「がんばってね」
彼女は最後にこう言ってくれました。
「校舎一緒だから会おうと思えば会えるもんね!見つけたら全力で『紅里ちゃ〜ん!』って手振るから!」
あたぼうよ!と言って、その子とも、別れました。



校門へ向かい、構内を独りで歩いているうちに、はたと涙を浮かべている自分に気付きました。
それが、やっと辞められて安心の涙なのか、もう最後で寂しい悲しい涙なのか、私には分かりませんでした。
たぶん、両方、だと思います。
できることなら続けたかった。けど、続けたら後悔すると思った。あの時辞めておけばって思うに決まってると思った。
あふれる涙を抑えられずに、ただただ声をあげずに泣いていました。
なんて打ってる今も、涙が出てきました。ダメですね、涙もろくて。
たった4ヶ月でしたが、たくさんのありがとうがあります。



さて、引退報告のメールを、主催と舞監にしようかな。
理由をだらだら並べることはしませんが、感謝の気持ちだけは、伝えたいと思います。

*1:特別気があったとかではなく、とても話しやすい、ホントはもっと絡みたかった男の子。前に変なテンションでラーメン屋に行ったのとは別の人。

*2:サークルの子のうち3人くらいには話してた